【SVシーズン15】最終6,755位 反省文

①結果

最終6,755位 レート1727

 

②構築経緯

シーズン15のコンセプトは3つ、

1.対面構築

やっぱり対面が好き!

 

2.テラス圧の高いポケモンから繰り出し、終盤のテラス択を無くす

前期のバシャーモを通すために考えたことの継続。

 

3.電磁波による誤魔化しからの卒業

本当にポケモン上手くなるために、確率ひっかけから卒業する

 

コンセプト2により、初手枠はゴーストテラスタルAS襷パオジアンに決定。

前シーズンで聖剣持ちパオジアンの使いやすさが半端なかったので、こいつから構築を組み始めた。

 

パオジアンを初手に置く以上、初手連撃ウーラオスからの引き先は用意しなくてはならない。

一般的なノーマルテラスタルHAゴツメカイリューを採用。

3手目に繰り出すポケモンとして、対面性能が高い耐久振り炎オーガポンを採用。

テラスをカイリューに切りたい関係上、テラス依存度が低いのも良い。

パオジアン+カイリュー+炎オーガポンを基本選出とした。

 

その後、パオが出しづらい時の初手枠としてステラ最速CSハバタクカミ、

ランドロス絡みに対して炎オーガポンの代わりに投げる鋼テラスタルHAチョッキ連撃ウーラオス

受け全般&キョジオーンを倒すゴーストテラスタル身代わり呪いキョジオーン(シーズン14 6位の方の構築から拝借)を採用。

構築は完成した。

 

③個体紹介

・オーガポン@かまどのめん

ほのおテラスタル

185(236)-167(92+)-119(116)-x-117(4)-138(60)

連撃ウーラオスのパングロ水流+アクジェ耐え、

準速ブリジュラス抜き

ツタこんぼう ウッドホーン がんせきふうじ アンコール

 

使い慣れてる耐久厚めの炎オーガポン。

対面性能をより高めるため岩封石火にしたり、タケルライコと戦うためにじゃれ石火にしたり技は色々変えたが

最終的には岩封アンコに落ち着いた。

下からアンコール→岩封3回当てて甘えるカミを詰ませたり、クリアチャーム以外の竜舞カイリューを詰ませる動きが強かった。

 

・パオジアン@きあいのタスキ

ゴーストテラスタル

155-189(252+)-101(4)-x-85-187(252)

つららおとし うっぷんばらし せいなるつるぎ こおりのつぶて

 

構築の要。

初手パオジアンを押し付け、有利展開を作る

後は打ち合ってなんとかする

シンプルに言えばこの構築でやることはそれだけなので、

体感8割以上の試合で初手に選出した

 

初手ランドロスに対してうっぷんばらしを打つことでテラス切ったランドロスor後続に一気に削りを入れられるのが強い。

ゴツメアシレーヌに引かれた際は泣きながらつららおとし撃ってた

こういうところが4桁たる所以なんだと思う

 

エナジーハバタクカミの変化技に左右されないこおりのつぶても強かった。

ダメージ量でカミの耐久ラインが大体わかり、ある程度型が判別できるのも良かったと思う。

 

・ハバタクカミ@ブーストエナジー

ステラテラスタル

131(4)-x-75-187(252)-155-205(252+)

ムーンフォース シャドーボール テラバースト みがわり

 

唯一の特殊アタッカー。

最後まで使い方がよくわからず、あまり選出できなかった。

とりあえずハバカミは入れ得だから、って気持ちで採用しており

最後まで見直さなかったのが本当に良くなかった。

 

カイリュー@ゴツゴツメット

ノーマルテラスタル

197(244)-186(252+)-116(4)-x-121(4)-101(4)

しんそく じしん はねやすめ アンコール

 

一般的なゴツメカイリュー

シンプルなのが一番強いんです を体現する漢。

初手連撃ウーラオスからの引き先であり、シーズン中おそらく100を超える水流連打を顔面で受け止め続けた鋼鉄の漢

 

色々考えるとわからなくなるので

とりあえずゴツメで水流受け止めた後はテラス切ってしんそくしてた。

この辺、相手の並びもっとよく見て動かなきゃなと思う

 

・ウーラオス(れんげきのかた)@とつげきチョッキ

はがねテラスタル

205(236)-200(252)-121(4)-x-81(4)-119(12)

HAベース 遅いウーラオス抜き

すいりゅうれんだ かみなりパンチ アイススピナー アクアジェット

 

ランドロスサイクルに強く、行動保証のあるアタッカーを模索していたところ

チョッキ連撃ウーラオスに行き着いた。

連撃ウーラオスはあまり触ったことがなかったが、チョッキでの使用感が良くて気に入った。

なんでも大体一発は耐え、アクジェ込みで勝ってくれる

 

ミラー意識&アシレーヌへの打点確保のため格闘技を切ってかみなりパンチ。

鋼テラスタル+アイススピナーでイエカシラにほぼ勝ち確なのがとても良かった

 

鋼テラスタルは敵のラオスにしばかれるなど裏目になっちゃうことも多かったので要検討。

 

・キョジオーン@たべのこし

ゴーストテラスタル

207(252)-121(4)-158(60)-x-143(156+)-60(36)

しおづけ じこさいせい みがわり のろい

 

https://claris-bradbury.hatenablog.com/entry/2024/02/01/【s14最終6位】迷宮工学三原則#キョジオーン食べ残し

こちらの構築記事より拝借。

 

塩、受け構築のメタ枠

本当に強かった。

こいつ一匹で受けループ、ドヒドイデ絡み、相手の塩を積ませられ

相手の選出を程度歪めることもできる。

役割ゆえ選出機会は多くなかったが、出した試合はほとんど勝った。

 

使い方が合っているかはわからないが

ちょっと流行っていた加速バトン構築にも出していた。

 

④総括

300戦くらい潜った。

やはりパオジアンの対面性能は頭抜けており、

SV伝統のゴツメカイリューもシンプルに強い。

2/20辺りまで、SV初めて以来初の3桁で戦えており

これはついに悲願の最終3桁なるか?と期待に胸を膨らませるも

終盤、あの男によりその夢は阻まれることになる

 

初手ジャポブリジュラス「呼んだ?」

 

この構築に投げてくる初手ブリジュラスが

本当に全員ジャポ。

終盤、本当に全員ジャポになった。

パオを投げてしまうと氷柱で怯ませるしか対面突破の手段がない。

パオを持っていかれると一気にテンポを取られ、

そのまま試合を持っていかれる展開が多発した。

 

ブリジュラスは多くの構築に採用されており、ブリジュラス入りにパオジアンを投げないという選択をすることもできなかった。

シーズン中盤までではあるが、自分史上一番勝てた構築だったので

環境の変化を受け入れられず

その心の弱さが今シーズンの敗因となった。

ブルレクさぼりすぎてゲーム内通貨が底をついており

新しいポケモンを育成できなかったというのもある。

 

私は悔しかったのだ。

シーズン終盤まで念願だった3桁にいて、

「あれ?俺ポケモン上手いんじゃね?」と

自己評価を上げたところから叩き落とされた事実が。

手が届きそうだった最終3桁が遠ざかっていくことが受け入れられなかったのだ

 

結局のところ、真摯に自分の構築・プレイングと向き合い

環境を分析して戦った人が勝つゲームなんだと思う。

ちょっと調子良い時期があったからって、勝ち続けられるほど甘いゲームではない。

今期はそんなことを学んだ。

 

順位は前期より落ちたが、間違いなく

今までで一番真剣に取り組んだシーズンだった。

シーズン16こそ3桁取りにいく!